カラマーゾフの兄弟

去年の夏あたりから読みたいと思ってた、カラマーゾフの兄弟。

とりあえず、1巻を買ってみた。

意外なほどに読みやすくて、びっくり。

外国の本を訳したのって、結構苦手だったんだけど。

新訳だから読みやすいのかな？

一気に読んでしまいそうだけど、これはゆっくり読みたい。

本の帯によると、『世界文学の最高峰』らしいので。

一体誰が決めたのか、わからないけど。

それにしても、この表紙、可愛くて大好きだ。

皇国の守護者

　

なかなか評判が良さそうで、気になっていたんだけれど。

いつのまにか、連載が打ち切られてしまっていて。

なんだかなー。なんで打ち切るかなぁ。

原作の小説の方は、まだ続いてるんだっけ。

漫画から入るべきか、原作から入るべきか。

迷うけど、やっぱり漫画かな。

早く終わっちゃう方から読みたいかも。

…打ち切りとかね、私の感覚では詐欺に近いよ。

だって、結末が知りたいから、ずっと読んできてるのに。

結局完結しないまま放置なんて、ひどいじゃないか。

家にいっぱいある、未完の物語、どうしてくれるのさ。

BRUTUS TRIP

マガジンハウスの旅ムック。BRUTUS TRIP。

気になって、ちょっとチラ見してみたけど。

持った感じ、ぺラくてびっくり。

サイズでかいのに、使ってる紙が薄いから？

そして、値段高いー。1000円って！

白夜のNEUTRALの方が、好きかも。

NEUTRALも高いけど、高くても欲しいと思えるもん。

でも、ちゃんと読まないとわからないし、

1冊くらい買ってみようかな。

屍鬼

　　

★★★★★

リアルなホラー。15の夏に読んだ本。

辞書みたいな大きさの本を、肌身離さず持ち歩いて読んだ。

上巻はまだまだ序章で、物語の核心は全然見えない。

でも、だんだん忍び寄ってくる恐怖は、鳥肌もの。

電気を消して寝られなくなるくらい恐かった。。

下巻に入って、やっと動き始める物語。

近づいてきた恐怖の正体がわかった時に感じたのは、

「怖い」というよりも、「辛い」という感じ。

どうしようもなく寂しくて、悲しくて、そして、醜い。

何かおすすめの本は？って聞かれたら、迷わず薦める作品のひとつ。

思い返せば、読んだのが結構前だ。7年前！

もう1回読んだら、また違う風に感じるかも。

で、この『屍鬼』が、最近漫画化された。

ジャンプスクエアで、作画は藤崎竜。

うーんどうだろう？

あの湿った暗い雰囲気は、小説だからこそ、って気がするな。

Φは壊れたね

　★★★☆☆

ずっと待っていた文庫版が出たので、早速購入。

うーん、ちょっと消化不良だ。

今までのシリーズに比べて、サラッとしている感じ。

トリックの目の付け所は、流石だと思った。

そこがヒントだったか。確かに～！！って感じ。

でもちょっと新鮮味に欠けたかも。

たま～に文章とか台詞の中に出てくる、変わった視点。

それが、今回は少なくて残念。

昔の作品が読みたくなっちゃった。

GOTH

  

私はまだまだ未熟だ。全然、ダメ。

自分の先入観がどれだけ強いか、再認識させられた作品。

一人称で進む物語。

「僕」が誰を指しているのか？

「私」が誰を指しているのか？

やられた。取り違えてばっかりだった。

なんでかな～。全部騙されてしまったよ。

トリックを暴いてやるって意気込みだけはあるんだけれど。

いつの間にか、作品に引き込まれてる。

こういう一人称を、誰が誰だか見抜けるようになりたいのに。

プロの作家には敵わない。

まだまだ修行が必要みたい。

テンション低下

 

卒論の息抜きに、「7SEEDS」と思ったけれど。

全然息抜きにならないわ！何回読んでも気が滅入る。

面白いんだけどね。すんごい欝展開。

特に7巻以降は、テンションが下がる一方。

気力がある時に読まないと、辛くなってしまう。

今日は読むべきじゃなかったな。

簡単に言えば、隕石で滅亡した地球に

生き残ってしまった人たちの話。

いきなり自然に投げ出された時、人はどうするんだろう？

私はとりあえず、肉、食えないな。

狩れないし、さばけない。

肉っていう食材じゃないと、多分食べられないと思う。

食べ物についてだけじゃなく、いろいろ考えさせられる漫画。

なんか、ここまで考えられるのは、すごい。

この人は、本当に人間を描く人だなぁ、と思う。

上っ面だけじゃなくて、中身まで。

だから、読むのは辛いけど、面白いんだよね。

しかし、そろそろ欝展開から抜け出したいところだわ。