海辺のカフカ

だんだん近づいていく、２つのストーリー。

全く先の読めない展開と、不思議な世界観。

簡単な言葉なのに、独特の雰囲気を持つ文体。

初、村上春樹。

…難しかった。

理解しようとするからいけないのかしら。

物語の謎は、解消されないまま結末を迎える。

救われなかったのか、救われたのか。

なんとなく、悲しさが残る。

哲学について詳しければ、もう少し理解できたかもしれない。

哲学の勉強をして、他の春樹作品を読んで、再チャレンジしよう。

多分読むたびに、感じることは変わってくるんだと思う。

次に読んだ時に、自分が何を感じるのか。

それが、楽しみ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

７、８冊目。文庫で上下巻

★★★☆☆