言わなくて良かった

作家の名前って、よく間違えてしまう。

読み間違いや、漢字の見間違い。

周りにあんまり本を読む人がいなくて良かった。

話をしていて、作家の名前を間違えて話すなんて、恥ずかしい。

今日間違いに気がついたのは、乙一。

おといち。だと思ってた。本当はおついち。

だって『乙』っていう字、「おつ」よりも「おと」のイメージなんだもの。

漢字自体を間違えていたのは、萩尾望都(はぎおもと)。

ずっとずっと、それはもう昔から、萩尾朔都(はぎおさくと)だと思ってた。

良かった。口に出さなくって。間違いに気がついてビックリしたもの。

何がきっかけで、間違えて覚えていたんだろう？

作家の名前の間違い、探してみるといっぱいあって、

今まで恥をかいたことはないけど、これからかくんじゃないかと心配。

本屋で本を探してて、店員さんに聞いたら名前間違ってたなんて、恥ずかしすぎる。

やんわりと言い直されるのかしら？気まずい…。

それともスルーされてしまう？心の中で笑われるんだ…。

買いたい本がある時は、ちゃんと名前を確かめてから行こうと思う。