蛇足か、締めか

マンガでも、小説でも、ラストはもっとスッキリ終わってほしいと思う。

最後に少しだけ将来の話を出して終わるのが多い。

将来の部分って、いらないんじゃないかなぁ。

例えば、るろ剣。

剣心の子どもが生まれる所まで描かなくてもいいのでは？

例えば、ローレライ。

戦場から生き残って、現代の姿まで書く必要があったのか？

物語がひと段落してから、その後の時代で締める終わり方が好きじゃない。

もっとラストの余韻に浸りたい。

将来を描くことで、確かに締まるとは思うんだけど。

そこまで描かなくてもなぁ。

想像させてほしいのかも。読者の勝手なワガママだけど。

最近、潔く終わる作品に出会ってないなぁと思う。

そういう作品の方が少ないのかな。

読んでるジャンルが悪いのか？

でも、そういった作品も、完結するだけ素晴らしい。

本棚にある未完結の漫画や小説は、一体いつ終わるんだろう。

このまま続きは出ないのか…？

それは、出版社として、どうなの？

打ち切りでも、とりあえず終わらせて欲しいよ。

闇の末裔、どこいった？アリキーノ、どこいった？

もう、絵とかなくてもいいよ。

この先のあらすじだけでもいいよ。

本を作るのがめんどくさかったら、ネットでいいよ。

とりあえず、どうなるのかだけ教えてほしい…。