バベルの塔

捕鯨とシーシェパードの話から、バベルの塔を思い出した。

ずーっと昔、人間が天まで届く塔を作ろうとしたために、

人が話す言葉を1種類から、何種類にも分けてしまった話。

今でも世界にはたくさんの言葉があるけれど、

違う言葉を話す人同士でも、意思の疎通はできる。

母国語ではない言葉で話したり、通訳に頼ったり。

言葉で話し合うことができるのに。

世界にあるいろんな問題は、全然解決していかない。

だって、持ってる価値観や文化が違うもの。

子供の頃にバベルの塔の話を聞いた時は、

ここで人間は分かれたんだって思ったけど、違うわ。

分けられたのは言葉じゃなくて文化。

言葉が変わった後、各地で育まれた文化が人間を分けた。

それこそが神様の思惑だった？

……とかいろいろ考えてみたけども。

何が言いたかったのか訳分からん。

本当は捕鯨について考えてみたかったのに。

こっちは考えがまとまらなかった。

個人的には、今捕鯨をするべきじゃないと思うんだ。

あんなに批判されてまで、やらなくてもいいのではないかと。

でも日本の中には鯨で生計を立てている人もいる訳で。

その人たちを見捨てていいとも思わない。

それに、捕鯨反対派の気持ちも分かる。

ホエールウォッチングでいつも見ていた鯨が捕られて

いきなり現れなくなったら、やっぱり悲しい。

結局、どうしたらいいのかわからなくてモヤモヤ。